蜘蛛とeveryone

制作: 2018年
映像 20分30秒

展示会場となった野外炊事場の屋根裏には多くの蜘蛛が巣を張っていた。その巣に保存用インクで浸した切り文字「everyone」をかけ、その反応を見る。「everyone」は世界人権宣言の原文で繰り返される言葉である。展覧会場では、世界人権宣言のテキストの音読作品「発音のレッスンを受ける」「第27条を主語をかえて読む」を聞きながら、この作品を鑑賞する。