制作: 2023年
会場: Gallery HAM (愛知)
世界人権宣言の広報に使われたポスターと、条文に30回使われる「everyone」という主語(呼びかけ)の言葉、そして卵をモチーフとし、三つの作品によるインスタレーション作品を構成した。
everyoneとeveryone 木材、卵テンペラ、ポリエステルフィルム、ステンレスパイプ
– 当時のポスターと同じ寸法の板と卵テンペラの塗布された透明フィルムがずりさがるように組み合わされる。板とフィルムは、30個の「everyone」の文字がくり抜かれている。
水平の声
– ギャラリー中央に配置された「everyoneとeveryone」のフィルムをステンシルにして、「everyone」に満たない言葉の断片が付着している。9枚の絵の高さは、中央に立った観客の耳の高さに統一されている。
three in one(食料、抗議、画材)」 卵の殻、アクリル絵具
– 床に置かれた卵の殻には穴が空いており、中には細かく砕かれた卵二つ分の殻が入っている。一つの殻を見るとき、三つの殻を見ていることになる。